高性能炭素繊維複合熱場材料企業、新たな資金調達を完了
発行時間: 2025-10-31訪問済み:37 回数
2025年5月頃、江蘇冠合新材料科技有限公司(以下「冠合新材料」)は新たな資金調達を完了し、涌銑投資、安徽改革発展基金、基石資本が共同で出資しました。

冠合新材料は2023年10月に蘇州昆山に設立され、高性能炭素繊維複合熱場材料の研究開発に特化した企業です。同社は河南省と安徽省にそれぞれ1社ずつ、計2つの完全子会社を擁しています。
同社の主力製品は高性能炭素繊維複合熱場材料であり、さらに炭化ケイ素ハードフェルトと第二世代熱場材料に細分化されます。製品は主に第三世代半導体である炭化ケイ素基板の結晶成長プロセスに使用されます。
関係者によりますと、同社は2025年までに第二世代製品の量産化を完了し、性能は国際トップレベルに匹敵しながらコストを15~20%削減する見込みです。河南省拠点の第二期プロジェクトには1億5000万元を投資し、年間500トンの炭素繊維熱場材料生産を目指しており、フル稼働時には年間生産高が5億元を超えると予測されています。
当社はこれまでに2回の資金調達を実施しております。2024年5月にはプレシリーズAラウンドの資金調達を完了し、毅達資本がリードインベスター、乾匯資本がフォロワーとして出資いたしました。






